実践、不老健康長寿の秘訣を探れ!

敵(老化・病気)を知り、己(身体の成立ち・生きる仕組み)を知れば百戦危うからず

週間文春の水素水に関する記事について

あるメガハイドレートのご愛用者の方から以下のような問い合わせがありました。
「今週発売された週刊文春の記事について、
水素サプリについては全く水素が発生しなかった、というような書き方をされていました。
メガハイドレートについては今回は書かれていない事ともともとおはよう水素等とメガハイドレートは違うとわかっていても、やはり何だか素人には不安がよぎってしまう記事で…
大田教授という方も、水素水の販売に関わっておられるようだし、他社製品をただ批判しているだけじゃないかと思ったり…」
また、別の方からは、
「2/28週間文春の記事掲載で、また関連業界が落ち着かない状況ですね。何かこの記事掲載についての情報はございますか?
何故、ここまでの記事を書きながら、メガハイドレートは今回取り上げなかったのか、何か思惑があるのかなと思ってしまいますが・・・。」
など、皆さんにもお伝えしておきたいと思いますので、ちょっと長くなりますが、こちらに書き込ませていただきます。

「お問い合わせいただいた週間文春の記事についてですが、太田先生とは、以前の週間文春に水素水についての記事が出た際に直接メールで散々やりとりをいたしました結果として、 太田先生ご本人から『フラナガン博士の研究を否定するとも肯定するとも言っていません。全部を否定するとは言っているわけではなく、「わからない」と申しております。』との回答を2012年11月10日にいただいております。

この件については、
http://www.naruhodo-genki.com/shop/megahydrate.html
のメガハイドレートの説明の中に書き加えました。
また、今回の記事の中で取り上げられていましたサンゴカルシウムの水素サプリとメガハイドレートに使用されているマイクロクラスタシリカとの違いについては
http://www.naruhodo-genki.com/faq/faq_2.html
こちらに書いておりますので参考にしてください。

ちなみに、メガハイドレートの抗酸化還元力、つまり水素生成力については、以下の実験データが示すとおり非常に強力で、200ccの水に0.4g(カプセル1個分ぐらい)を溶かして30分放置すると、1000ppb(1.0ppm)まで水素濃度が高まります。このまま放置して2時間も置いておくと、溶け切れなくなった水素が気泡となって容器に付着するほどです。
http://www.naruhodo-genki.com/shop/megahydrate/mega_hori.pdf

太田先生ご自身、現在は私学の先生ですので、研究費を援助していただけるスポンサー企業に有利になるような発表をされているという噂もお聞きします。
実際、今回の記事の中で水素サプリメントに言及されていますが、記事の中で唯一水素が発生していたと紹介されていた日本機能性医学研究所の「水の素」のキャッチコピーは、「水素研究の世界的権威、太田成男教授と日本機能性医学研究所CMO斎藤医師が 共同開発。」となっています。
http://www.ifmj.jp/289

さらに、水素水の中で「水素水5.0」という商品が最も溶存水素量が多いようになっていましたが、この商品の販売元はエコモインターナショナルで、実際の開発は「アキェラブルー」という中性電解水素水生成器の開発をしたMIZ研究所です。こちらの社長さんと太田先生はいろいろと画策しておられるようです。何が、真実かはよくわかりませんが、太田先生の発表や言動を鵜呑みにするのも、ちょっと?です。

それと記事の中にあった水素サプリの水素生成量を調べる実験方法が間違っています。サンゴカルシウムは、水と反応して化学変化によって水素を生成するのですが、たった30mlの水では、水とサプリの酸化還元電位やpHが直ぐに平衡状態になってしまって反応が進まなくなり、水素があまり生成されないと考えられます。
それから、同じ週刊文春でも昨年の10月11日号には、パトリック・フラナガン博士の水素サプリメントについて好意的な内容の体験談が書かれていました。

しっかりとご理解いただきたいのは、真の抗酸化還元力というのは、水素そのものの量ではなくて、水素を作り出す力とどれくらいの量の水素を作り出すことができるかということなのです。
水にいくら水素が溶け込んでいても、それを活性化する触媒とか酵素がないと充分な抗酸化還元力は生まれてこないのです。
抗酸化の化学的な真の作用は、水素ではなくてマイナス電荷(電子)のやりとりです。水素は単にそのキャリア(ドナー)に過ぎません。
分子状水素の水素同士を引き離して電子を供給できる形に変えれるものがないと単に水素を供給しただけではなかなか生化学反応は進みません。

メガハイドレートは、このマイナス電荷を直接的に供給できるが故に凄いパワーがあるのです。水に溶かして水素が出来るのも、このパワーがあるが故なのです。

サンゴカルシウムでは、このパワーが弱いのです。電池を考えてください。1.5Vの電池よりも12Vの電池の方が強力でしょ。電位というのはこの強さを示しているのです。ですから、酸化還元電位が還元力の指標になり、電位の低いものの方が還元力、つまりマイナス電荷である電子を供与する力が強いのです。
で、単三電池か単一電池かという容量が供給できる電子の量を左右し、水に溶かした時に発生するマイナス電荷(電子)の量であり、生成できる水素の量になるのです。でもって、電池の構造が蓄電量に影響しますよね。ニッケル電池よりもアルカリ電池やリチウム電池の方が蓄電量が多いでしょ。この違いがサンゴカルシウムとマイクロクラスタシリカの違いに相当するものなのです。

ちなみに、水に溶け込む水素量というのは常圧では1.6ppmという限界があり、水素水で充分な抗酸化効果を享受しようとするなら、相当な量を飲まないとダメで、例え高濃度であったとしても、水に溶けた水素のうちどのくらいが抗酸化に寄与できるのかも明確にはなっていないので大量に飲むしかないのです。決して水素水はコップ2〜3杯程度を毎日飲んでいれば、身体にいいというような霊験あらたかな水という訳ではなくて、別に水素水のような高価な水でなくても、少々多めにミネラル豊富な水を毎日飲むという習慣によって、体内の血液やリンパ液などの水からできた体液の循環と浄化が促進され、有害物や老廃物、代謝物の排出、つまりデトックス効果も高まって体調がよくなるという効果の方が大きいのかもしれません。水素水でなくミネラル豊富な天然水を同じ量飲んで比較してみるのも一考の価値ありなのでは、、、。