老化に抗い長生きするためには、それなりの努力が必要
なぜ、中年以降になってくると、老化現象が眼に見えて起こり始めるのでしょう?
ちょっとややこしそうな疑問ですが、「なぜ、老化するのか?」なんてこと考えられたことはありますか?
おそらく、ほとんどの方は、そんなことを考える以前に「老化は避けられないことだから歳とともに老けるのは当たり前の仕方のないこと」と諦めておられるのではないでしょうか?
そもそも、身体が退化(老化)することの本質は、生理的な生命現象なのか?それとも、物理的な自然現象なのか?
私も、普通に会社勤めをしていた頃には、こんなこと考えたこともなく、ただ漠然と、「このまま歳とっておじいちゃんになるんやろな~」とか「煙草吸ってたら、がんになって死ぬかもな~」なんて、健康に気を付けながらも半ば諦め気分で過ごしていました。
そして、2002年に会社勤めを辞めた後に、あることがきっかけで、体内の水の働きとか健康効果を調べるようになり、アメリカの天才科学者と言われたパトリック・フラナガン博士の「不老の霊水」と言われたフンザの水の研究を知ってから、「ほんまに老化を遅らせ長生きするなんてことができるんやろか?」と不老長寿に関心を抱くようになり、「ほんまに出来るのならその方法を知りたい!」と思い、およそ20年間とことん調べた結果、
確かに、20世紀の段階では老化の謎は正確には解明されておらず、確かな老化予防策も見出されていなかったのですが、20世紀後半からの分子生物学による細胞レベルの研究によって、老化の謎が徐々に科学的に解明されていて、
「老化であろうと、病気であろうと、その現象自体は、壊れた(老化した)細胞が蓄積し、その比率が増えること」
ということが解ったんです。
「な~んや、そんなこと当たり前のことやないか!」と思われますよね。
そうなんです。当たり前で単純なことなんです。
だから、老化とか病気とかを予防する術があるとしたら、
いかにして壊れた(老化した)細胞を蓄積させないか?
ということになる訳です。
では、どうやって壊れた細胞を蓄積させないかとなると
- 人が生き続けるための「生きる仕組み」を理解する
- 壊れた細胞を修復する
- 壊れた細胞を排除する
- 壊れた細胞を別の細胞に置き換える
- 細胞が壊れる要因とは何かを見極め、その要因を取り除く
- なぜ、歳をとると老化するのかを理解し、「諦めない心」を養う
とまあ、こんなところではないでしょうか?
最初に書いた「生きる仕組み」というのが、とても大事なんです。このことを理解していなかったから、なんで老化するのかということが解らなかったといっても過言ではありません。
また、最後に書いた「諦めない心」というのは、不老長寿を目指す上ではとても大切です。
なぜなら、何か希望なり目標を持ち、それを目指す強い気持ちがなければ、それに向かって努力する気になれないからです。
私自身、「歳はとりたくない。これ以上老けたくない。まだまだ、やりたいことがたくさんある」という思いから、調べれば調べるほど老化をなだらかにする方法というのが具体的に見えてきて、それが自分の身体に反映されるに従って、それが励みとなり益々「これ以上老けたくない!」という思いが強くなるとともに、さらにいろんな老化予防法にチャレンジするようになっていったのです。
で、この「諦めない心」を持つためには、
- 「老化とは何か」を明確に理解できる確かな考え方を知ること
- 絶対的に確実な効果があると信じられる「老化を予防する術、方法」を身につけること
が重要になるのです。
決して、何の努力もしないでいても歳をとらずに長生きできる「不老長寿の妙薬」なんてものを、世界中を探して見つ出すことではありません。
不老長寿とは、見た目に仙人のような老人ぽい風貌になっても、結果的に健康に暮らせるという健康長寿を目指すのでは無く、老化をながらかにしていつまでも若々しく元気に活動的に積極的に生きることをめざすのです。